『 舎花 』
『 空間(舎)』に『 華 』を創り出す。凡庸な日常空間に非凡なる感動を産み出す。
『 風姿花伝 』
感動の探求者を辿れば 六百年以上も昔、室町時代に遡る。
世界最古の舞台芸術『能』の大家世阿弥は感動を与える力を『花』として表現し、論理的にそのメカニズムを解き明かした。
世阿弥の記した秘伝『風姿花伝』には感動の本質が説かれている。
『 秘すれば花 秘せずは花なるべからず 』
『秘すれば花 秘せずは花なるべからず』「新しいもの」「変化を続けるもの」人はそれらを 珍しい 面白い と感じる。 これこそが『花』というモノである。
また 珍しさ・面白さとの遭遇の手の内を秘める事により 生み出される意外性や感情の落差こそが『秘する花』である。 秘めるか秘めないか、この境目は極めて重要であり 秘めているからこそ、それが華になる。
ワンパターン化すれば飽きられる、コモディティ化すれば埋もれる。 そうならないために常に面白さ珍しさを追求し続ける必要がある。
そしてその手の内は決して明かさない、観客のために自分のために。 世阿弥が死ぬまで新作能を大量に創り続けたのは 常に新しいもの 珍しいもの 面白いものを 追求し続けた 何よりの証左である。
『 感動のメカニズム 』
『感動』とは『珍しさ』 つまり『意外性』との遭遇時に生まれる感情の落差である。
『気付かなかった事を気付かされた時』『常識を覆えされた時』人は『感動』する。
このプロセスこそが『感動のメカニズム』である。 自分が持っている常識の価値観との距離の乖離が大きいほど感動も大きくなる。
『 感動空間の創造 』
『感動のメカニズム』を磨き突き詰めたトコロにはじめて人の心を魅了する上質な感動空間を創り出すことができる。
感動は刹那的な体験を永遠の記憶に昇華するチカラがあり時空をも超越することができる。
我々『シャカ』は人の心に末長く響くような感動空間の創出に全身全霊を掛けて探求していく所存です。